2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

サンタの手紙

職場の若い女の子が自分の子どものために手紙を書いてほしいと頼んできた。 自分の字ではバレてしまうから、代わりに書いてほしい、と。 ただの手紙じゃない。 サンタからの手紙だ。 そうか、そんな時期だな。 独りぼっちの僕とはあまり縁のないイベント。 …

欲しいものは無いもの

僕はいまこの文章をキーボードで打っている。 PCはsurface。 無線のキーボードを使っている。 持ち運びのときのカバーを兼ねたキーボードもあるが、こちらの方が打っている感があるのでこれを使っている。 最近は図書館とかでもこのキーボードを持っていくの…

人の手では作れない複雑な工程

普段飲まないコーヒーを買って飲んだ。 眠気覚ましと思って。 いつもはコーヒーよりも紅茶派。 客先とかで出されたら、断るのも悪いので飲む。 ただわざわざ買って飲むというのは僕にとっては珍しいことだった。 缶に書かれた文章が気になった。 人の手では…

狩りに行く 紅葉編

狩りの最中に見つけた風景 久しぶりにカメラを携えて散歩 写真は加工しすぎと言われたそれまでだけど、個人的に気に入っているのでいいのだ。 写っている二人は知らない人だけれど、後ろ姿で特定できないはずなので大丈夫のはず。いいところを歩いてくれてあ…

追々と老い

14日は誕生日でした。 またひとつ歳を重ねた。 実感はない。 昨年いよいよ三十路となったのかと、ちょっと落ち込んでいたがあっという間にもうひとつ歳が増えていた。 新聞の読者投稿に載った時、自分の名前と年齢が表記されていて、自分の年を自覚した。 …

読書メモ リトルガールズ

リトルガールズ 錦見映理子 筑摩書房 第三十四回太宰治賞受賞作品 太宰治賞に興味があってなにか読んでみようと思って図書館をうろうろしていて見つけた。表紙はなかなかインパクトのあるもので、もしかしたら図書館に自動貸し出しの機械がなかったら借りる…

検温器

コロナの流行り始めから身近になったもののひとつに検温器がある。 家でも体温計はなじみがあるし、小学校のときはなんとか仮病で休めないかと、熱をあげようとしたこともあった。 今では大型のショッピングモールなどの入口にも設置されていることも増え、…

休日の過ごし方

休日の過ごし方を忘れた。 昼頃になってようやく動き始める。 趣味のはずのカメラもしばらく触っていない。 職場の人にカメラが趣味とバレてから社内行事の度に記録係として写真係を頼まれるが、プライベートでの楽しみとしてのカメラはあまり触れなくなって…

読書メモ ハリネズミの願い 

ハリネズミの願い トーン・テレヘン 長山さき訳 新潮社 静岡の銭湯(おふろcafe bijinyu | 美肌湯 | 静岡の天然温泉)の休憩スペースで見つけた。冒頭の何ページかを読んで、これはちゃんと買って読まねば、と謎の使命感に駆られ、本屋で探した。 ※ネタバレ…

家計簿の記憶

以前、久々に実家に帰った時、父から相談を受けた。 聞けば生前の母の家計簿が出てきたらしい。 私の産みの母は私の物心つくかつかないかぐらいの時に病気で亡くなっていたため、残念ながら記憶にはほとんど残っていない。 父は再婚し、私にとっての育ての母…

秋、徒然

できることならブログも毎日更新とかできたらいいな と思っていたけど飽き性の僕には難しいだろうと思っていた。 案の定、すでに叶わなくなった。 だが、これも織り込み済み。 気負ってやるべきではない、と自分に言い聞かせる。 読書メモをシリーズにしてみ…

歩いて歩いて

スマートホンが随分便利だというのは言わずもがな。 もはや「電話」と呼ぶにはほかの機能が発達しすぎてしまっている。 僕は最近スマホで万歩計の機能を使っている。 目標値も設定できるのだが、初期値は1万歩。 万歩計という名前のとおり、1万が基準なの…

読書メモ  物語の役割

物語の役割 小川洋子 ー ちくまプリマ―新書 ※個人的な読書メモでもあるので、ネタバレは多分に含まれます。 新書本のネタバレってなんだろう。と思ったけれど、念のために。 さて、新書本は大学生の頃からたまに読むようにはなりましたが、今でもそんな頻繁…

読書メモ  少年と犬

少年と犬 馳星周 ー 文春文庫 ※個人的な読書メモでもあるので、ネタバレは多分に含まれます。 小説全体を通しての「主人公」は表紙にもいる「多聞」といえると思うが、オムニバスの小説ととらえれば、章ごとに主人公が入れ替わり、それも性別、年齢、国籍も…

小説が文芸誌に載ってから早2ヶ月

北國文華という文芸誌をご存じでしょうか。石川県の書店では見かけるいわゆる地方文芸誌があるのですが、その「2024秋第101号」に僕の小説を載せていただきました。発売日は9月1日と、すでに2か月が経過しているのですが、いまさらのように宣伝してみます。…

はじめまして

1日というのは、何かを始めようとするきっかけとしてちょうどいいように思う。それが、たとえ一年の終盤の残り2か月となった、朝晩の冷え込みが気になってきたこの11月であったとしてもである。無理やりと理由をつけるのであれば、それは今月が私の31歳の誕…